こんばんは、わーくです。先日(というか半年近く前…)に譲っていただいた「文系VS理系コンピ」の感想を今更ながら。
「文系VS理系コンピ」とは…Ark of Phantasmさん主催の文系14曲理系18曲の計32曲からなる壮大なコンピ(壮大コンピではない)。容量が大きすぎるため、CDでの配布を諦めDVDでMP3+CDイメージの配布に踏み切ったという逸話はあまりにも有名。あと、Googleで「文系VS理系」まで打つと、サジェストの2番目に出てくるくらい検索数が多いのはビックリしました。曲数が多いので感じたままの乱文となってしまって申し訳ないです。
文系VS理系コンピ 公式サイト
http://2016m3.wixsite.com/bunkei-rikei
タチやんさんの「奈落大行進曲」
・大行進曲と言いながら、組曲のような構成と重厚感。所々で雲の切れ目から光が射してる某ラスボスを感じさせるようなモチーフがあり、奈落の底の明るさを表現しているのかなと思いつつ。後半で勇ましい曲調になる展開がそれに拍車をかけます。
Rutlδさんの「Philosophy」
フィロソフィとは「哲学」のことですか、なるほど文系だ…と考えていると、EDMテイストなワブルベースが飛び込んできて、哲学という名の迷宮に迷い込んだような気持ちにさせられます。
NANAさんの「ツークツワンク ~作者の気持ちを答えよ~」
イントロのボイスがすげぇカッコイイw しかし歌詞を聴くと現代文のテストの一場面という…声が某ビジュアル系バンドLのR氏に結構似ていて上手い。ポップスなマスタリングになっているので、サウンドの重心をもっとガッツリ低いデスなサウンドでズンズン聴きたくなる良曲!
AMAZEさんの「ティムトゥディー」
洒落乙なピアノのイントロとブラスのカラミがPE’Zを彷彿とさせて格好いい。ドライで固い打楽器の音作りが格好良さに拍車をかけます。
イノウエサオリさんの「読書の時間」
昼下がりのベランダでまったりと寝そべって本を読む・・・そんなシエスタな雰囲気が伝わってきます。WiiのメニューBGMのようなサウンド作りとバランスで、何度流れても飽きがこない作り。作業用BGMとしても良質な気がします。
naccleさんの「蒼の洞」
相変わらずディレイの使い方が上手い…必要最低限な音数で空間と重厚さを両立させているなあ。この雰囲気作りは、真似できそうで全然できないです。神秘的なピアノとシーケンスフレーズの組み合わせとストリングス系のPADのバランスが絶妙です。
EBIさんの「胡蝶の願い」
NHK大河ドラマのOPのような和風テイストの雅なサウンド。あれ?左右で鳴ってる大正琴みたいなのと笙みたいなやつはひょっとして生音???和風の音とエレピの音って意外と相性がいいんだなあと感じました。たぶんメロディと計算されたボイシングのなせる業なんでしょう。美しい曲です。って、途中で急にエスニックな声キターw
四月隠者(あづき)さんの「図書館塔:十三階層」
こっ、この図書館は確実に迷うし、書架型モンスターとエンカウントするやつだ!!wwすごい、このまま普通にダンジョンの曲で使えちゃう雰囲気…
アルティメットビターチョコレート ft.さくらさんの「秋風れぽーと。」
激しい秋風だwすごくポップなバンドサウンド(3ピース時々ツインギター)ですね。途中ストリングなくてもいけるくらいしっかり各パートが生きてる!高校時代にこういうの学祭でやりたかったかも(年齢がバレる)。
遊句さんの「文学部なのに心理学系の実験を行う学科」
ファミコンライクなサウンド→スーファミライクなサウンドという進行に衝撃を禁じ得ない…そしてファミコンサウンドでエンディング。揺さぶられると深層心理を覗かれているような錯覚が(ファミコン世代だけに)。
つばさくんさんの「万葉」
印象的なピアノの和音と重厚なストリングスから始まり、ストリングスとフルート?の掛け合う和風メロディーへと移行していき、最後はピアノとも絡み始める。ピアノの音色とフレーズがホントにキレイです。
N.Sinhabubuさんの「POSSIBLE GIRLS」(2008)
歌詞からシュタゲ好きなんだろうなと想像しますwでも2008年と言えばシュタゲ発売の1年前…まさか、ジョン・タイター!?(違)サウンドは、まさかの同年代と思うような90年代のソロアーティストを彷彿とします。奥井香織が岸谷五朗をプロデュースした時のことを何故か思い出しました。
サギシ「抛物するパラレルブラッド」
さとうささらの声を初めて聴きました。こういう感じで作るとクールになるんだな~。
Kyocmpさんの「ただいま。」
めっちゃ壮大なただいまです。いったいどんな長旅から帰ってきたのか。Kyokmpさんのオーケストラを初めてちゃんと聴いたんですが、見事すぎて辛くなるw というのは少しだけで、打ち込みのオケで生演奏のように聴かせられるんだなあという月並みな感想と感動。
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